- 急激に普及するオンライン授業の問題点
- 対面授業とオンライン授業のメリットとデメリット
- 両者を活用した理想の授業
社会情勢の急激な変化によって生じた社会全体のリモート化、オンライン化により、教育にも「オンライン授業」の波が押し寄せています。今後、社会が平穏を取り戻しても、多くの教育機関でオンライン授業は残り続けていく可能性が極めて高いです。
確かに、オンライン授業は便利です。通学ができない時でも授業が受けられますし、周囲の目を気にすることなく自分のペースを大切にできます。保護者目線でも安心して子供に教育を受けさせることができるなど、生徒、指導者、保護者と全ての立場の人間にさまざまなメリットをもたらしてくれます。
一方で、オンライン授業には大きなデメリットも存在するため、必ずしもオンライン授業の方が対面授業よりも優れているわけではありません。この記事では、現役のオンライン家庭教師が対面授業とオンライン授業のメリットとデメリットを整理し、両者を徹底的に比較しています。
「オンライン〇〇」大流行の今、オンライン授業は普及するのか
人と人が対面することが難しい昨今、社会全体に「オンライン化」の波が押し寄せています。
リモートワークやリモート飲み会、リモート帰省などなど、何でもかんでもリモート、オンラインが枕詞として付く時代ですが、物理的な制限を取っ払えるのは非常に便利です。
外に出ることができなくても、移動する時間がなかったとしても、「人と会える」のがオンライン、リモートの最大のメリットなので、以前のような対面前提の社会に完全に戻ることはもうないでしょう。
オンライン、リモートの流れは教育にも押し寄せている
そして、このオンライン化、リモート化は教育分野でも例外ではありません。小学校や中学校などの義務教育課程や大学において「オンライン授業」が採用され、多くの学生がオンラインで授業を受け、多くの指導者がオンラインで授業をおこなっています。
実際、筆者もオンライン上で教育業に従事する人間の1人で、オンライン家庭教師としてマンツーマンのオンライン授業を実施する毎日。1日に3時間程度授業を行っており、北は北海道から、南は九州、果てはアメリカの東海岸の生徒を指導していて、需要が大きく多忙のあまりレッスンをお断りすることも珍しくありません。
オンライン授業が今後の主流になる可能性も
このようなことを日々肌で感じていると、「オンライン化」は決して一過性のものではなく、今後も継続していくのだろうと確信しています。
多くの指導者や生徒、保護者は「オンライン授業は便利だけど、分かりにくいんでしょ?」といった先入観を持っていることがほとんどです。確かに、オンライン授業には慣れが必要ですが、一度慣れてしまうと対面授業と謙遜ない分かりやすい授業を行えます。
体験レッスンで授業が終わった後、生徒や保護者に「どうでしたか?」と尋ねると、「分かりやすかった」と必ず言ってもらえますし、中には「オンラインに抵抗があったけど、もっと早く始めておけばよかった」と言ってくださることもあるため、オンライン授業は「対面授業の下位互換」ではありません。
「その場しのぎ」でオンライン授業をおこなっているのも事実
このように、オンライン授業は非常に利便性が高いですが、問題点をあげるとするならば、オンライン教育の普及は「やむを得ず」進んでいる点があげられます。
急激な社会情勢の変化により、言わばなし崩し的にオンライン教育に移行した部分があるため、どこの教育機関においてもその場しのぎで授業が行われています。したがって、さまざまな問題点が生じているのも事実です。
オンラインの授業方法は定まっていない
中でも、オンライン授業の方法が定まっておらず、誰もが手探りで進めている点が懸念されます。現状、オンライン授業には以下の方法が存在していますが、
- 映像授業
- 集団授業
- マンツーマン授業
- オンライン教材
このうち、どの方法にどんなメリットやデメリットがあるのかについて、検討が不十分であることは否めません。なにせ「新しい時代の授業スタイル」なので、検証は今後進められると思いますが、現状では「その場その場でできる方法を選択する」しかないのが現実です。
オンライン授業の歪みは既に顕在化している
また、万能だと思われがちなオンライン授業には歪みが生じ始めており、少しずつそれが顕在化しつつあります。以下に代表的なものを列挙しました。
- インターネット環境の有無で格差が生じる
- 子供が通学しないことにより家族、社会への負担が増す
- 子供が通学しないことにより家族トラブルが表面化しない
- 子供たちが身体的、精神的ストレスを抱きやすい
インターネットの爆発的な普及により、従来よりも国内のインターネット回線の普及は大きく進んでいますが、今でもさまざまな理由から十分なインターネット環境がない家庭が存在します。
インターネット環境がないと、あらゆる教育を受ける機会が損なわれてしまうのがオンライン授業であるため、「教育版デジタルディバイド」の懸念が生じる可能性が高いです。
また、子供が通学しないと、家族に大きな負担がのしかかります。特に小中学生年代の場合、保護者がつきっきりで授業への参加を促さなければいけないこともありますし、給食が出ない点も気がかりです。
実際、世界で最もIT技術が進んでいるアメリカのシリコンバレーでも、「子供のフォローがとにかく大変」といった形で、オンライン教育に悩む親が急増しているとの報告もあります。
参考:世界各地の親が「ネット授業」に悲鳴を上げる訳 – 東洋経済ONLINE
そして、子供の保護者が在宅を強いられると、本来出勤するはずの社会を支える職種で働くエッセンシャルワーカーが不足するため、社会全体へ大きな負担がかかることにもつながるのです。
加えて、オンライン授業で友達とコミュニケーションを取る機会がなくなると、子供たちに大きなストレスを与えます。また、長時間端末画面を見つめることによる目や腰への負担も無視できないため、オンライン授業のメリットだけでなくデメリットについても知っておく必要があるでしょう。
- オンライン授業が今後の教育の主流になる可能性もある
- オンライン授業の方法はまだ確立されていない
- オンライン授業の負の側面も理解することが大切
オンライン授業のメリットとデメリットとは?
ここからは、対面授業とオンライン授業を比較するために、オンライン授業のメリットとデメリットを洗い出していきます。
先述のように、オンライン授業はまだまだ新しい時代の教育スタイルなので、十分な検証が行われないまま普及してしまった側面があります。これでは、教育の主役である子供たちに悪影響が及んでしまうため、メリットとデメリットについてしっかり知っておきましょう。
メリット
- インターネット環境さえあれば場所を選ばず授業が受けられる
- 教室の空気が学習に影響を与えない
- 自主性を磨きやすい
- 対面よりも質問がしやすい
- 録画映像を使ったレッスンの場合、何度も見直しができる
- 子供を見守る時間が増えて保護者が安心しやすい
- 通学が不要
まずはメリットからですが、大きなものから小さなものまで、幅広く取り上げてみました。それぞれについて詳しく解説していきます。
インターネット環境さえあれば場所を選ばず授業が受けられる
オンライン授業の最大のメリットは、物理的距離を無視して、インターネット環境さえあればどこでも授業が受けられる点です。極端な話、地球の反対側のブラジルからでも授業が受けられるので、さまざまなことに左右される対面授業よりも圧倒的に優れています。
また、最近は性能の高いスマートフォンを誰もが手に入れられるようになりつつあるため、スマートフォン1つあれば授業を受けられます。旅行先や帰省先など、これまでは到底授業が受けられなかった場所でさえも教育の機会が担保されるため、家族の生活スタイルに良い影響を与える可能性もあるでしょう。
教室の空気が学習に影響を与えない
対面授業の場合、教室の空気感が多くの生徒に影響を与えます。全員が積極的に授業に参加し、理想的な学習が確立されれば良いですが、残念ながら全ての学校、全ての教室で十分な学習環境が整っているわけではありません。
教師や講師など、指導者側の力量はもちろん、「生徒同士の関係性」も授業に大きく影響を与えるため、「教室の雰囲気が原因で学習の機会が損なわれる」点が対面授業の大きなデメリットでした。
しかし、それぞれが隔離された場所で授業受けるオンライン授業では、は良くも悪くも学習が個人に委ねられるので、教室の空気が学習の機会に与える影響は大きく低減します。「勉強を頑張りたい」という子供が平等に伸びていけますし、マイペースで学んでいける環境でもあるので、この点も大きなメリットだと言えるでしょう。
自主性を磨きやすい
オンライン授業は教師の目が細かいところまで行き届かないので、「きめ細やかな教育」という点では対面授業に劣ります。
しかし、教育現場では「必ずしも口を出すのが正解ではない」ような場面も多いため、自主性を磨きやすいとも言えるでしょう。
言わば、教師という「強制力」を失うのがオンライン授業なので、何を、どんな風に、どれくらいやればいいのかを自分で考える必要が出てきます。子供に0から考えさせるのは少し難しいので、教師があらかじめ指針を示してあげて、その指針に沿って成長していけるように見守ってあげるのがオンライン授業においては大切かもしれません。
対面授業よりも質問がしやすい
授業中に分からないところが出てきたら、質問をするのが最も効果的です。しかし、実際の対面授業、特に教育課程における集団授業の対面授業では、生徒が質問をできる余地はほとんどありません。質問をすることが恥ずかしいという意識が働きますし、自分の質問で授業の進行を妨げるべきではないと考えてしまうからです。
しかし、オンライン授業になると、対面授業よりも質問がしやすい「空気感」が生まれます。一緒に授業を受けているクラスメイトがバーチャルな空間に存在するため、周囲の目があまり気にならないからこそ、各々が自由に質問をできる空気になりやすいからです。
また、ZOOMなどの配信ソフトに付属している「挙手システム」を使えるのも魅力。授業に自分から「質問があります」と割って入っていくのは大変ですが、挙手ボタンを押すだけで質問に指導者が気がつけるので、質問のしやすさはオンラインに軍配があがるでしょう。
もちろん、指導者側からの「質問をしていいよ」という働きかけも大切。指導者、生徒が一体となって、オンラインならではの自由な空気感を演出し、より魅力的な授業にしていきましょう。
録画映像を使ったレッスンの場合、何度も見直しができる
オンライン授業の中には、録画映像を使うタイプのものがあります。いち早く大手予備校などで採用されていた授業スタイルですが、何度も見直しができる点は対面授業にはないメリットです。
授業のスピードは指導者の裁量で大きく変化するため、生徒によって遅いのか、それとも早いのかが大きく異なります。授業を生徒に合ったスピードで進めることは非常に大切なので、ある程度自分で授業の進み具合を調節できる録画授業が効果的な場面もあるでしょう。
通学が不要で保護者が安心しやすい
これはメリットとデメリットの両面がありますが、オンライン授業は基本的に在宅なので通学する必要がありません。したがって、通学にかかる時間を他のことに有効的に使えます。
また、特に大きいのが「塾への通学が不要になる点」です。従来の対面式の学習塾の場合、夕方から夜にかけて塾へと通学し、夜20時以降に帰宅することが普通でした。授業の終わる時間によっては22時を回ることも珍しくないため、心配になってしまう保護者がいても無理はありません。
とはいえ、塾への往復の送り迎えができるかというと、家庭によっては難しい場合もあるはず。そんな時に、オンライン授業の通学が不要な点は光ります。
完全在宅で授業が受けられるので、自宅から出る必要は一切ありません。子供の様子は逐一わかりますし、指導者とのコミュニケーションの様子も把握できるため、「塾に通わせるよりも安心できる」と考えている保護者は極めて多いです。
デメリット
- 色々な機材が必要
- インターネット環境が必要
- 他者とのコミュニケーションが取りにくい
- 学習機会が自主性に大きく依存する
- 心身に悪影響を与える
- カンニングで教育が破綻する
続いてデメリットですが、メリットと同様に多くの点が懸念されています。一つずつ確認していきましょう。
色々な機材が必要
対面授業を受けるために必要なものは、教科書とノートと鉛筆くらいでした。当然、授業を受けるために何万円もかける必要もないため、誰でも教育を受ける機会を子どもに与えることができます。
一方で、オンライン授業では必要な機材が多く存在します。以下に代表的な必要機材をまとめました。
- 端末(パソコン、タブレット、スマートフォン)
- 映像機器
- 音声機器
- 各種ソフトウェア
義務教育課程の場合、文科省の「GIGAスクール構想」によって全国の小中学生に1人1台のパソコンが支給されるため、端末を購入する必要がないのが救いです。
参考:学校におけるICT環境の整備・運用について – 文部科学省
しかし、貸与されるパソコンは自宅で自由に使えないことも多いため、塾や家庭教師の授業をオンラインで受ける場合は、自前で端末を購入しなければいけない可能性もあります。また、手元を映す書画カメラなど、映像機器が必要になることもありますし、マイクなどの音声機器も場合によっては必要です。
また、指導者側でネックなのが授業を配信するソフトウェアです。ZOOMやSkypeが有力候補ですが、これらは教育に特化しているソフトウェアではないため、より使いやすいものを追求すると当然お金が必要です。
上記より、オンライン授業は「何かとお金がかかる」点が最大のネック。経済性に関わらず、教育を受ける機会は均等で然るべきなので、この点をどう解消していくのかが今後鍵になると言えそうです。
詳しくは、「オンライン授業で必要なもの」にフォーカスした、以下の記事も参考にしてください。
https://www.oshieru.work/online-lesson-necessary/
インターネット環境が必要
オンライン授業では、機材だけでなくインターネット環境が必要です。注意すべきは、単にインターネット回線があるだけでなく、一定以上の回線品質に加え、「大容量に使える回線」がないといけません。
最も有力な選択肢が光回線ですが、工事が必要、さらには月額料金が5,000円前後必要になる、さらには2年以上の複数年契約になる点がネックです。他にも、コンセントにさすだけで使える「置くだけWi-Fi」や、持ち運びできる「ポケットWi-Fi」など、多様な選択肢があります。
また、最近では、比較的低料金でデータ使い放題とするスマートフォンの契約プランも登場しているため、自分や家庭に合ったサービスを選ぶことが大切です。
機材と同様に、経済的問題でインターネット回線が用意できないことが原因で教育の機会が失われてしまうのは、極めて大きな問題だといえます。インターネット環境がない場合の対策をまとめた、以下の記事も参考にしてみてください。
https://www.oshieru.work/online-lesson-internet/
他者とのコミュニケーションが取りにくい
オンライン授業の経済性以外のデメリットに「他者とのコミュニケーションが取りにくい」点があげられます。
対面授業の場合、クラスメイトと常に同じ空間で生活を送るため、良くも悪くも、否応無しにコミュニケーションを取る必要があります。コミュニケーション能力は生きていく上で極めて重要な能力なので、学校は単に学問を学ぶだけの場ではないことが分かるでしょう。
一方で、オンライン授業ではこのようなコミュニケーションを取らなければいけない場面が限られるため、子供の成長に悪影響を与えます。
また、孤独感、孤立感を感じさせる原因にもなるため、いかにして子供たちを孤立させないか、コミュニケーションの輪に巻き込むのかが、オンライン授業の大きな課題としてあげられます。
効果的なのは、授業中にスモールトークの時間を設けること。オンライン授業では、指導者が黒板などに板書を書く時間を短縮しやすいため、浮いた時間を有効活用することが大切。その時間で生徒とコミュニケーションを取ってみましょう。
学習機会が自主性に大きく依存する
対面授業を学校で行うと、良くも悪くも指導者からの「強制力」が伴うため、授業へと参加することになります。
しかし、オンライン授業は対面授業よりも生徒の様子が分かりにくいため、「子供の自主性任せ」になる部分が大きいです。メリットの部分では「自主性を磨ける」点を取り上げましたが、一方で強制力がない分、学習機会が自主性に依存する点は否めません。
「勉強したい人だけがすれば良い」という主張も理解できなくはありませんが、子どもは勉強や学習の重要性を理解していないため、子どもに「勉強するかどうか」の判断を100%委ねてしまうのは無責任ではないでしょうか?
したがって、学習機会ができるだけ均等になるように、指導者や保護者が学習環境を整えてあげることが大切です。
心身に悪影響を与える
オンライン授業が健康に与える影響も無視できません。まずは身体的な悪影響から取り上げていきます。
- 長時間の着席による血行不良や腰痛
- 長時間端末を眺めることによる眼への負担
- 外出しないことによる運動不足
- 給食を食べないことによる栄養の偏りや栄養不足
これ以外にもさまざまなものがありますが、「体を動かさなくなる」ことによる悪影響が最も懸念されます。特に小中学生は成長期ということもあり、適度な運動がなければ健やかに成長することは難しいです。オンライン授業は学力だけにフォーカスされがちですが、人間を支えるのは健やかな身体であることを忘れてはいけません。
また、心に与える悪影響はさらに懸念すべき問題です。オンライン授業が進む今、現在進行形で児童や生徒の不登校が過去最高を記録しており、大人たちでは理解しきれない「心の危機」が子どもたちの間で生じています。
参考:不登校過去最多 コロナの影響考慮した支援を – 読売新聞オンライン
今後、どれだけオンライン授業が進んでも、100%完全在宅とすることは不可能なので、不登校の問題は喫緊の課題だと言えそうです。オンライン授業では、孤独感や孤立感といった精神的ストレスを与える要素が無数にあるので、子どもたちへのきめ細やかな気配りを欠かさずに行うべきだと言えます。
以上のような「オンライン授業の身体的、精神的疲労」について、現役のオンライン家庭教師が解説した以下の記事も参考にしてください。
https://www.oshieru.work/online-lesson-fatigue/?preview_id=934&preview_nonce=1b4f4c7b58&_thumbnail_id=979&preview=true
カンニングで教育が破綻する
オンライン授業のデメリットで最後に取り上げるのが「カンニング」です。全てのオンライン授業が該当する訳ではありませんが、大学などの授業では、既に試験までもがオンライン化しています。
すると、必ず出てくるのがカンニングです。誰の目も行き届かない環境で試験を受けられますし、カンニング対策もほとんど意味をなさないため、「カンニングしてもバレないだろう」と考える生徒が出てきても不思議ではありません。
しかし、カンニングは教育を根幹から揺るがす極めて重大な問題です。生徒の学力の定着が難しくなるのはもちろん、「カンニングをする人がいるなら勉強しても無駄」とった具合に、モラルハザードが生徒に蔓延する恐れがあります。
また、努力した生徒が正当に評価されないと、進学や就職にも悪影響を与え、人生単位で影響を及ぼしかねないため、たかがカンニングと軽く考えてはいけません。2022年に行われた共通テストのカンニングも、インターネットを駆使している点で、オンライン授業と関わりがあります。
オンライン授業のカンニング対策について解説した、以下の記事も参考にしてください。
https://www.oshieru.work/online-lesson-cunning/
オンライン授業はまだまだ発展途上の授業スタイル
この記事では、オンライン授業のメリットとデメリットを現役のオンライン家庭教師が解説しました。
メリットが多いものの、デメリットもまだまだ多く、中には決して無視できない子どもの健康に関わるデメリットも存在するので、教育に携わる人間全てが共有すべき課題だと言えます。
いつの時代も、教育の主役は生徒、子どもです。子どもたちが健やかに成長していけるような授業を行うために、常に授業方法をアップデートしていきましょう。