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家庭教師の仕事内容が気になる方必見!「授業と授業以外」に分けて現役講師が解説します

家庭教師の仕事内容が気になる方必見!「授業と授業以外」に分けて現役講師が解説します
家庭教師の仕事内容が気になる方必見!「授業と授業以外」に分けて現役講師が解説します
この記事でわかること
  • 家庭教師の授業関係の仕事内容
  • 家庭教師の授業以外の仕事内容
  • 対面型より働きやすいオンライン家庭教師の魅力

家庭教師は完全マンツーマンで指導を受けられるため、いつの時代も大きな需要がある仕事です。大学生や社会人を中心に、アルバイト、プロを問わず多くの家庭教師が活躍していますが、家庭教師として働くことに関心を持っている方もいるでしょう。

当然気になるのが「家庭教師の仕事内容」ですよね。「授業だけをしていれば良いのか」「大変な仕事なのか」を事前に知っておくことは非常に大切です。

この記事では、現役の家庭教師が家庭教師の仕事内容を「授業と授業以外」に分けて解説していきます。家庭教師がどんな仕事なのか知りたい方は必見です。

家庭教師の「授業関係」の仕事内容とは?

はじめに、多くの方が気になる「授業関係」の仕事内容を解説していきます。ここでは、以下の点を取り上げてみました。

  • 授業
  • 教材研究
  • 知識やスキルのアップデート
  • 指導計画の立案

どれも大切なポイントなので、順番にチェックしていきましょう。

授業

まずは家庭教師の存在意義と言っても良い「授業」から解説していきます。

私たち家庭教師は、授業そのものにお金を支払ってもらっているため、最も力を入れるべき仕事内容、それが授業です。

授業は「成績を上げる」ことと同義

では、家庭教師が授業を行う上で最も重要なことはなんでしょうか?答えはシンプルで「成績を上げること」です。

まず前提として押さえておくと、全ての保護者が「子どもの成績を上げて欲しい」と考えているわけではありません。これまでの経験上、

  • 勉強を通して人生経験を積んで欲しい
  • 勉強が楽しめるようになって欲しい
  • 勉強以外の人生に関わることも教えて欲しい

このようなことをお願いされることもあるため、「成績を上げることだけが授業の目的」ではないものの、それでもやはり、多くの保護者は「成績が上がるに越したことはない」と考えているのも事実です。

また、成績が上がれば「成功体験」という形で人生経験を積めますし、努力が実れば「勉強が楽しい」と感じられます。したがって、何を教えるにせよ、どんな目的があるにせよ、「成績が上がる」ことこそが生徒の大きな学びになるため、どれだけ成績を上げられるかで家庭教師としての価値が決まると言っても過言ではありません。

成績アップに加えて「プラスα」を

「成績アップが大切」と聞くと、「自分には難しそう」と感じてしまう方もいるかもしれません。しかし、結局のところ、成績や点数はやるべきこと、具体的には学校のワークや配布プリントを一通りできるようにすれば、誰でもある程度向上するようにできています。

したがって、家庭教師の仕事に慣れてくれば、生徒の成績を上げるのはさして大変なことではありません。したがって、家庭教師の最前線で働いていると、成績を上げることは前提条件で、それ以外の「プラスα」をどれだけ出せるのかが一つの鍵になってくることに気がつきます。

  • それぞれの生徒に合った指導法や教材の提案
  • 指導可能科目の多さ
  • 学習スケジュールの立案

具体的には上記3つがあります。こういった「プラスα」を保護者に示せれば、いつの時代も求められる家庭教師として活躍できるでしょう。

特に、家庭教師として活躍していく上で大切なのが「指導可能科目の多さ」です。家庭教師の科目事情について解説した、以下の記事も参考にしてください。

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教材研究

家庭教師の大切な仕事に「教材研究」があります。家庭教師の最大の強みは1対3や1対2などの個別指導ではなく、「完全マンツーマン」にあるため、使用する教材を生徒に合わせることが重要です(登録するサービスによっては、教材を指定されることもあります)。

また、保護者や生徒の方から「この教材でお願いします」と直々にお願いが入ることも多いため、使用できる教材や知っている教材を増やすことは、家庭教師の力量に直結します。

「教材の型」を理解しよう

教材研究は常日頃行うのが理想ですが、慣れてくれば「教材には型がある」ことに気がつくものです。

  • 解説がメインの教科書、参考書タイプ
  • 演習がメインの問題集タイプ
  • 解説と演習半々のハイブリッドタイプ
  • 平均点以下の生徒向けのビギナーレベル
  • 平均以上の生徒向けの標準〜応用レベル
  • 入試用

ザッと並べてみても、以上のような型に分けられるため、この型をしっかり理解すれば生徒に合わせた教材を使うのは難しくありません。

教材選びの基本的な流れとしては、まずタイプで分けます。学校の授業にほとんどついていけていない場合、ある程度「解説」が必要なので、「教科書、参考書タイプ」「ハイブリッドタイプ」を選びましょう。一方で、十分な習熟度があれば「問題集タイプ」でもOK。

また、それぞれのタイプの中にもレベルがあるので、平均点を取ることが目標なら「ビギナーレベル」を、平均以上の更なる高得点を狙いたいなら「標準〜応用レベル」をチョイス。入試なら入試用と、教材の型を基にこのようなイメージで選んでみましょう。

指導方法や知識のアップデート

教育の方法はデジタルが絡むICT教育の登場もあって日進月歩の世界ですし、学習指導要領の改訂により指導内容そのものが変化します。

家庭教師として活躍していきたいなら、このような変化に取り残されないように、知識やスキルのアップデートは欠かせません。

指導方法のアップデート

まずは指導方法のアップデートですが、デジタルデバイスを積極的に活用する「ICT教育」が一つのキーワードです。特に最近は授業そのものがオンラインの「オンライン家庭教師」も増えてきているため、ICT教育に関する引き出しを多く持っておくべきです。

  • パソコンやタブレットを使った授業
  • ソフトウェアやアプリを使った授業

具体的には、パソコンやタブレットなどのハード面、アプリなどのソフト面に分けられます。これからの時代、オンライン授業が普及していくことは避けられないので、授業用の端末を持っておいて損はありません。

オンライン家庭教師の必携ツールの1つ、iPadについて解説した以下の記事も参考にしてください。

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知識のアップデート

続いて知識のアップデートですが、主に「学習指導要領の変化についていけるかどうか」が重要です。直近では、小学校、中学校、高校における学習指導要領が、平成29年から平成31年のタイミングで改訂されています。

今回の改訂のキーワードは「生きる力」です。これまでの教育は「インプット」が主な目的でしたが、さまざまなものが急速に変化し、変化し続けるこれからの時代、ひとりひとりが自らの人生を切り開いていける実践的な力を養うことが重要視されています。

そして、この力のことを「生きる力」と表現しているため、今後の塾や家庭教師などの教育サービスにおける場でも、「生きる力」を養えるような指導ができる講師が重宝されるはずです。

また、学習指導要領の改定に伴って、各教科における指導内容にも調整が入っています。ここで詳細を解説することはしませんが、

  • 数学:中学3年生で学習した「素因数分解」が中学1年生に移行
  • 英語:高校で学習した「現在完了進行形/仮定法」が中学生に移行
  • 理科:中学1年生で学習した「光合成」が中学2年生に移行

中学生における3科目のごく一部分だけを見てみても、このような変化が生まれています。

また、今後、職業にも大きな影響を及ぼすプログラミングを含む情報科目が共通テスト(従来のセンター試験)の科目に採用されるなど、極めて大きな変化も生まれているため、自身の現役時代の知識だけで指導を行うのは難しいです。

したがって、このような変化に対応できるよう、知識面のアップデートを行うことも家庭教師の仕事内容の1つに入ってくるでしょう。

指導計画の立案

授業関係の家庭教師の仕事の1つに、「指導計画の立案」があります。

必ず行わなければいけないものではありませんが、単に「こういう授業ができます」としている先生よりも、「こういった計画に基づいて、日々の授業を行っていけます」と、より具体的に成績を上げる道筋を提案できる先生の方が、圧倒的に保護者、生徒からのウケが良いです。

実際、完全マンツーマンの家庭教師は、その場その場で授業を行うだけでは成績を効率的に伸ばせません。どれだけ長期的に、大局的に指導を行えるのかがカギになるので、だからこそ指導計画の立案も仕事の1つに含まれるのです。

生徒に合わせた指導計画の作成は難しい

一方で、指導計画の作成、提案は最初からうまくできるものではありません。生徒によって習熟度や勉強量、性格が大きく異なるため、生徒に合わせた指導計画を練り上げないといけないからです。

したがって、はじめは指導計画の立案に四苦八苦しがちですが、そこは経験が物を言います。慣れてくれば、「この生徒はこんな計画で大丈夫だな」と、「成績を上げる道筋」が手に取るようにわかってくるものです。

この章のまとめ
  • 家庭教師の授業では「成績向上」が重要
  • 「教材の型」を理解して生徒に合った教材をチョイスしよう
  • 指導方法や知識をアップデートして時代に合った指導を心がけよう
  • 指導計画を提案して、生徒や保護者から選ばれやすい先生を目指そう

家庭教師の「授業以外」の仕事内容も知っておこう

続いて、家庭教師の「授業以外」の仕事内容について解説していきます。

家庭教師は授業だけをしていれば良いと思われがちですが、実はそんなことはありません。むしろ、授業以外の部分が家庭教師の力量を決める可能性すらあります。

なぜなら、多くの先生は「授業にこだわる」姿勢を見せているため、わかりやすい授業をできる先生は世に溢れているからです。したがって、これから解説する授業以外の部分も家庭教師としての大切な仕事になるので、順番にチェックしていきましょう。

生徒宅までの移動

対面型の家庭教師は授業をするために生徒宅まで足を運ばなければいけないため、移動も大切な仕事の1つです。

移動手段は人によりますが、あまりに手間をかけてしまうと「授業をするための移動が面倒くさい」となり、家庭教師として働くのが大変に感じる可能性もあります。

したがって、指導するエリアの選定は慎重に行い、無理なく移動できる距離、時間の生徒を選ぶことが大切です。

また、気になるのが交通費の有無だと思いますが、これはケースバイケース。全額支給のケースもあれば、一定額の支給もありますし、中には保護者による送迎がつく場合もあります。

いずれにせよ、交通費で赤字になることは避け、出来るだけ授業に集中できるように心がけてください。

身だしなみのチェック

家庭教師の仕事の1つに「身だしなみのチェック」があります。特に対面型の家庭教師の場合、どれだけ優秀な講師だとしても、身だしなみが整っていないと指名されませんし、クレームの元にもなるほど重要なポイントです。

以下に、身だしなみのポイントをまとめました。

  • 服装
  • 髪型
  • 装飾品
  • 体毛
  • 香り

対面型の場合、体全てが生徒、保護者の目に映り、授業の時は生徒の隣で指導を行うため、単に服装や髪型だけを整えれば良いというわけではありません。

したがって、他のアルバイトや仕事と同様、もしくは少しだけ「身だしなみに関する縛りは強い」と言えます。「家庭教師の身だしなみ事情」についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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保護者対応

家庭教師の仕事には、保護者対応も含まれます。塾講師のアルバイトの場合、保護者対応は社員が行うことが多いため、ここが塾講師と家庭教師の大きな違いの1つだと言えるでしょう。

結局のところ、どれだけわかりやすい授業ができていても、保護者に「ノー」と言われてしまえば授業が入らなくなってしまうため、授業と同じくらい保護者対応は重要です。

以下に、保護者対応のポイントをまとめました。

  • 誠実に、正直に対応する
  • 生徒との関係を大切にする
  • ひとりで悩みを抱えない

基本的には、誠実に、正直に対応し、生徒との関係を大切にしていけば、ほとんどの保護者からの信頼を勝ち取れます。

一度、保護者から信頼してもらえれば、他の科目での受講や長期休みでの授業の増加の提案もしやすくなるので、普段から丁寧な対応を心がけましょう。

一方で、稀にですが、自分ひとりの力だけでは対処できないような保護者に当たることもあります。そんな時は、決してひとりで抱え込まずに、登録しているサービスに相談し、精神的に追い込まれないようにしましょう。

丁寧な保護者対応と「保護者の言うことに絶対に従う」ことは似ているようで大きく異なるので、この点に注意してください。

家庭教師がスマートに保護者対応を行う方法を解説した、以下の記事も参考になるはずです。

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契約サービスとのやり取り

家庭教師として働いている多くの方は、どこかのサービスと契約してお客さまを紹介してもらうのが普通です。

したがって、ある程度、契約しているサービスの意向に従いながら、定期的にやりとりを行う必要があります。これも家庭教師の仕事の1つだと言えるでしょう。

サービスにもよりますが、以下のようなやり取りが必要になります。

  • 授業後の報告書の作成、提出
  • 新規受講生獲得のための集客
  • 定期的なヒアリング、面談

この中でも、授業後の報告書がサービスによって異なります。

一度家庭教師として働いてみると分かりますが、毎回授業の度に提出するのは手間がかかるので、量が少なめ、あるいはそもそも報告書の提出を不要としているサービスの方が働きやすいです。

したがって、家庭教師サービスに登録する前に、一度「報告書はどんなものか」を確認しておくと良いでしょう。

オンライン家庭教師なら先生の負担が大きく減る

家庭教師の仕事は授業だけだと思われがちですが、それ以外にもさまざまな仕事が必要になります。特に大きいのが移動で、「授業時間と移動時間が同じくらい」という先生も珍しくありません。

せっかく家庭教師として働くのですから、可能ならば「授業以外の業務」をなるべく減らし、授業に集中して取り組みたいですよね。

そこで提案したいのが「オンライン家庭教師」という新しい時代の家庭教師の働き方です。オンライン家庭教師なら、完全在宅で授業ができるので、移動時間はゼロ。移動に当てていた時間で授業ができるため、授業にとことんこだわれるのが魅力です。

このWebサイトを運営しているオンライン家庭教師サービス「まなぶてらす」は、登録している先生たちが100%授業に集中できるよう、さまざまな取り組みを行なっています。

具体的には、

  • 完全在宅で授業ができる
  • 授業後の報告書の作成は一切不要
  • 運営事務局との連絡は特別な用がない限り不要

このような点です。他の家庭教師サービスで先生たちが煩わしく感じるような仕事を極力省いているため、「働きやすい」との声を多くいただいています。

詳しくは、以下の記事も参考にしてください。

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