オンライン指導入門

家庭教師のあるある54選!家庭教師の「リアル」を現役講師が語る

家庭教師のあるある54選!現役講師が語る家庭教師の「リアル」とは?

家庭教師は「お客さまにマンツーマンで授業をする」という業務内容なので、これだけ聞くと非常にシンプルであるように思えます。しかし、その中には数多くの成功、失敗、トラブルが存在しており、「家庭教師のリアル」について知りたい方も多いはずです。

この記事では、現役の家庭教師が感じている「家庭教師あるある」を紹介することで、家庭教師という仕事を深く掘り下げていきます。他ではなかなか知れない本音が盛りだくさんなので、参考になれば幸いです。

この記事を執筆するにあたって、数人の現役講師にアンケートを実施しました。その結果を反映しているので、家庭教師というお仕事をさまざまな視点から読み解いていきましょう。
このWebサイトを運営しているのは?

https://www.oshieru.work/manabuterasu-intro/

Contents
  1. 家庭教師は実際にやってみないと分からないことが多い
  2. 家庭教師の「あるある」54選!現役講師が語るリアルとは?
  3. まとめ

家庭教師は実際にやってみないと分からないことが多い

家庭教師は塾講師とは異なり、基本的に多くのことを自分一人の力で行う必要があります。

家庭教師として働く前に「こんな感じなのかな」と想像していたとしても、良い意味でも、悪い意味でも、その想像を軽く超えてくるので、「現役講師の本音」を知っておくことが大切です。

訪問型、オンラインで異なる部分もある

また、従来の家庭教師といえば、お客さまのご自宅へと足を運ぶ「訪問型家庭教師」のことを指しましたが、インターネットの普及に伴って、今では「オンライン家庭教師」という働き方も台頭してきました。

このWebサイトを運営している「まなぶてらす」もオンライン家庭教師サービスの1つですが、実際にオンライン家庭教師として働いてみると、訪問型と共通する部分、違いがある部分をそれぞれ如実に感じられます。

したがって、単に家庭教師といっても登録する仲介サービスや訪問型、オンライン型など、さまざまな要因によって、その内実は大きく異なる点を理解しておきましょう。

家庭教師の「あるある」54選!現役講師が語るリアルとは?

ここからは、家庭教師のリアルを知ってもらうために、「家庭教師のあるある」を現役講師目線で徹底的に解説していきます。分かりやすいように、

  • 家庭教師全般
  • 訪問型家庭教師
  • オンライン家庭教師

この3つのジャンルに分類して紹介しているので、順番に見ていきましょう。

家庭教師全般

まずは働き方に関係なく、家庭教師全般に関する「あるある」を紹介していきます。

かなりのボリュームになっていますが、中には「クスッ」と笑えるものもあるので、肩の力を抜いて読んでいってください。

学歴はあまり関係ない

家庭教師は高学歴でないとできないと思われていますが、実は学歴はほとんど関係ありません。むしろ、地頭が良く要領が良い先生よりも、努力家で勉強が苦手だった先生の方が、「指導をする」という点では適性がある可能性も。

「家庭教師にとって学歴よりも大切なこと」を解説した、以下の記事も参考にしてみましょう。

https://www.oshieru.work/tutor-educational-background/

中学受験の指導が想像以上に難しい

家庭教師の受験生対策には、中学受験、高校受験、大学受験の3つがありますが、「中学受験は簡単でしょ」と軽く考え、小学生を最初に担当する新米の先生は多いです。

しかし、中学受験の指導を「最も難しい」と考える先生も多いため、軽々しく考えてはいけません。植木算、旅人算など、中学受験特有の解放、テクニックがあるので、自分で中学受験を経験していない先生は下準備を忘れずに!

髪を派手に染められない

家庭教師にとって身だしなみは、常に整えておかなければいけないものの1つです。特に髪型や髪色は最も目立つものなので、髪を派手に染めたりするのはなかなか難しいのが現実。

「家庭教師の身だしなみ事情」について解説した、以下の記事も参考にしてみましょう。

https://www.oshieru.work/tutor-grooming/

生徒から色々と相談される

生徒とマンツーマンで授業をしていると、自然と勉強以外の相談事をされることがあります。

部活のことや進路、恋愛など、その内容はさまざまなので、あらゆる面で子供たちにとっての良き先生となれるよう、準備をしておきましょう。

意外と融通がきく

家庭教師はシフト制ではなく、「〇〇曜日の〇〇時から」といった形で毎週決まった時間に授業を行うため、融通がきかないように思えます。しかし、ご家庭からの信頼を勝ち取れば、ある程度、曜日や時間の変更が可能です。

したがって、家庭教師は想像以上に「働きやすい」お仕事だといえます。「家庭教師の働きやすさ」を現役講師が解説した、以下の記事も参考にしてください。

https://www.oshieru.work/tutor-work-style/

自分の専門分野は無性に語りたくなる

指導範囲が自分の専門になると、途端に語り始めたくなるのが家庭教師です。例えば中学理科。物理、化学、生物、地学の4単元の中で、専門と専門外の授業のテンションに大きく差が出るので、生徒は「やたら今日テンション高いな」と感じることでしょう。

授業を楽しむことも大切ですが、気合を入れすぎて空回りしないように注意しましょうね!

「生徒の方が優秀だな」と思うことが普通にある

家庭教師として働いていると、「自分よりこの子の方が優秀だな」と感じることが普通にあります。

嬉しいやら、悲しいやら、複雑な気持ちです。

雑談で何を話したら良いのか分からない

家庭教師として働く中で、必ず求められるスキルが「雑談力」です。生徒との信頼関係、集中力の維持、眠気の防止などなど、雑談にはさまざまな目的がありますが、「何を話せば良いのか分からない」と悩みのタネになりがちです。

現役講師が実践する「雑談スキル」を解説した、以下の記事も参考にしてください。

https://www.oshieru.work/tutor-chat//

ギリギリでの日程変更は結構困る

お客さまによっては、授業直前になって日程変更をお願いされます。

家を出てしまっている状況での日程変更は、正直かなり困るので、「次からは〇〇時間前までにお願いします」とキチンと断りを入れておきましょう。

一人称に迷う

新米家庭教師は、自分をどのような一人称で呼べばいいのか迷いがちです。

「先生」が一番しっくりきますが、ちょっと恥ずかしい気も。それでも、生徒や保護者さんから見れば立派な先生なので、自信を持って自分のことを「先生」と呼びましょう!

普段の癖で自分のことを「ママ」って呼んじゃう

一人称に関連して、自分のことを「ママ」と呼んでしまうお母さん先生もいるようです。

子供と接するときに普段の癖が出てしまうのは仕方ないかもしれませんね…(笑)

教えていたら違う答えに辿りついて焦る

自信を持って問題を解説していて、辿り着いた答えが間違っていた時の「やっちゃった感」といったら…

授業準備は入念に行いましょう。

塾より自由に指導できる

学習塾では使用教材や指導方法をある程度縛られますが、家庭教師では基本的にどんな教材でも、どんな指導方法でもOKです。自分の理想の授業を追求できるので、塾より快適に、楽しく授業を行えます。

家庭教師の指導方法の一例として、「まなぶてらす」の指導方法を紹介した、以下の記事も参考になると思います。

https://www.oshieru.work/manabuterasu-class/

生徒とのジェネレーションギャップがすごい

生徒とコミュニケーションを取っていると、知らない単語が多く飛んできます。

「自分も歳を取ったんだな」と感じさせられる毎日です。

いつ切られるかと内心ハラハラする

家庭教師は結果が最も大切なので、結果が出なければ切られる厳しい世界です。

いつ切られるのか内心ハラハラしながら、今日も授業に向かいます。

研修で指導方法は教えてくれない

家庭教師として働く前に、必ずどこの登録センター、サービスでも「研修」を行います。しかし、この中では指導方法はほとんど扱わず、事務的連絡が大半を占めるので、「もっと具体的に教えて欲しかった」と感じる先生が多いです。

家庭教師の研修でどのようなことを扱うのかを解説した以下の記事を参考にして、家庭教師として働く準備をしていきましょう。

https://www.oshieru.work/tutor-training//

報告書を書く時間がなんか納得いかない

登録サービス、センターによっては、授業の報告書を書くことも業務の一環とされています。

授業時間外に働くのは少しおかしいようにも思えますが、その業務も込みとした契約なので、受け入れなければいけません。

時給が高い分、責任も大きい

家庭教師を時給換算すると、一般的なアルバイトよりもしっかり稼げます。これも家庭教師の魅力ですが、その分だけ生じる責任も大きいものです。

相応の報酬をいただいているので、無責任に仕事をこなすのではなく、誠実に仕事に向き合いましょう。

授業前にとりあえずトイレに行く

家庭教師は授業時間を1秒たりとも無駄にできないため、極力席を外すことは控えたいもの。特に気をつけたいのがお手洗いです。

特に用事がなくても、授業前に「とりあえず」お手洗いに行っておく先生は多いのではないでしょうか?

授業に集中し過ぎて気づいたら授業時間を過ぎている

授業に集中しすぎるあまり、気がついたら終了時刻を過ぎていることも。

不安な先生は、卓上に時計を置いておいたり、アラームをかけておいたり、工夫が必要かもしれません。

誰に何を話したか曖昧になり「前に聞きました」と言われる

家庭教師としてフル稼働していると、どの子に何を話したのかを忘れてしまうことがあります。

「先生、それ前にも聞きましたよ」と言われないよう、しっかりと授業であったことを覚えておきましょう。

授業中に分からない漢字が出てきて焦る

教科書やテキストを読み合わせていたら、途中でわからない漢字が出てきた時の「どうしよう」感は非常に困ります。

同様に、英語の読みや発音が分からないのもあるあるです。しっかりと知識を身につけましょう。

自分の子供の学校に生徒が実習生としてやってくる

以前指導していた子が大学生になり、教育実習生として自分の子供の学校に来ることも。

これ以外にも、思いがけないところで繋がりが判明することがあり、これもまた家庭教師の魅力の1つかもしれません。

自分の出身大学よりも生徒が合格した大学の方がレベルが高い

生徒が無事、志望大学に合格できたものの、その大学のレベルが自分の大学よりも圧倒的に高いと嬉しさの中に一抹の寂しさが…

それでも、生徒の努力が実った喜びに比べれば大したことはありません。全力でお祝いしてあげましょう!

授業中に親子喧嘩や夫婦喧嘩が始まり気まずい

授業中に別の部屋で親子喧嘩、夫婦喧嘩が始まると非常に気まずい。

先生だけでなく、ご家庭でも授業をスムーズに行うための気遣いはして欲しいものです。

保護者対応でコミュ力を磨ける

家庭教師は頻繁に保護者対応をするので、コミュニケーション能力を磨けます。仕事はもちろん、さまざまなところで役に立つスキルなので、保護者さまには常に誠実な対応を心がけましょう。

家庭教師の保護者対応について現役講師が解説した、以下の記事も参考になるはずです。

https://www.oshieru.work/tutor-parent/

スマートフォンの使い方を生徒に教わる

スマートフォンの使い方が全然分からなくて、生徒に教わる先生もいらっしゃいます。

スマートフォンに関しては、生徒の方が先生みたいです。

学習指導要領の変更についていくのが大変

数年に一度、学習指導要領が変更になり、指導内容が大きく変わることがあります。高校でやっていた内容が中学に降りてくると、対応するのが大変。

そのタイミングでテキストも改訂が入るので、出費も意外と大きいです。

教材研究のための資金が欲しい

家庭教師にとって教材の研究は非常に大切ですが、そのための資金が欲しいのが本音。

それほど高いものではありませんが、年に数千円でもいいので登録サービスに出してもらえるだけで、講師の力量はグンと向上することでしょう。

やりがいがある

担当している生徒の点数が上がったり、志望校に合格すると、言葉では表せないくらい最高の気分になります。やりがいという点では他の仕事を圧倒しているので、仕事にやりがいを求めたい方には家庭教師がおすすめです。

家庭教師のやりがいについて現役講師が解説した、以下の記事も参考になると思います。

https://www.oshieru.work/tutor-rewarding//

色々と懐かしくて泣きそうになる

生徒と話していると、給食、部活、朝の会、日直などなど、懐かしいワードがしょっちゅう飛んできます。

泣きそうになっているのは秘密です。

訪問型家庭教師

続いて、訪問型の家庭教師特有のあるあるを紹介していきます。「実際に自宅まで足を運んで、目の前でレッスンを行う」という点が、特有のあるあるに繋がっている部分が大きいです。

それでは、いってみましょう!

ニンニク料理が食べられない

訪問型家庭教師をやっていて地味に辛いのが、ニンニク料理をはじめとした、ニオイの強い食べ物、料理を食べられないことです。

中華料理好きの先生にとっては悲しい事実かもしれませんね。

最初の数回は道に迷う

担当してからある程度時間が経たないと、生徒宅までの道に迷いがちです。

迷うことを見越して早く自宅を出るのも、家庭教師あるあるの1つでしょう。

お茶やお菓子に手をつけていいのか迷う

ご家庭によっては、授業のたびにお茶やお菓子を差し出してくれることがあります。

大変嬉しいのですが、あまりがっつき過ぎても卑しいかなと思ってしまい、立ち回りが難しいです(まあ結局いただくんですけどね)。

晩御飯をたまにご馳走になる

お茶やお菓子だけでなく、晩御飯をいただかせてくれるご家庭もあったりします。特に一人暮らしの大学生にとっては、手作りの温かみのある晩御飯をいただけるだけで感謝してもしきれません。

例によって、がっつき過ぎても卑しいかなとは思いますが、美味しくいただくことにしています。本当にありがとうございます。

自宅に帰るまでがお仕事

家庭教師は授業だけが仕事だと思われがちですが、正しくは生徒宅までの往復にかかる時間までが仕事に入ります。交通費の支給額と往復でかかる時間を考慮すると、割に合わないと考える先生も少なからずいるはずです。

一方で、自宅まで送迎をしてくれるご家庭もあるので、お客さま次第で働き方が大きく変わるのが訪問型家庭教師です。

部屋がものすごく綺麗

家庭教師といえど赤の他人なので、お部屋を驚くほど綺麗にしてくれているお客さまも多いです。

お気遣いは非常に嬉しいですが、少し申し訳ない気がするのは筆者だけではないでしょう。

生徒、保護者さんだけでなくペットとも次第に打ち解ける

何度も授業に訪れていると、次第に同居している方々とも打ち解けていきます。

生徒のおじいちゃん、おばあちゃんはもちろん、ペットに懐かれることもあるので、授業に行くのが楽しみになるかもしれません。

筆記用具が自分の子供のキャラもの

訪問型の家庭教師として働いていると、必ず筆記用具一式が必要になります。

お母さん先生の場合、その筆記用具が自分の子供のキャラものになったりすることことも。少し恥ずかしい気もしますが、生徒との話のキッカケになったりもして、結果オーライかもしれませんね。

車の維持費が悩みの種

地方の場合は車で移動する先生が多いですが、車の維持費が悩みのタネになりがちです。

決して安くはない維持費ですが、家庭教師は辞められない。それくらい魅力的なお仕事ということですね。

給料を現金で保護者さんからいただくのがなんか気まずい

登録しているサービスや契約にもよりますが、報酬を保護者の方から現金で直接いただくこともあります。

それを生徒の前で行うと…なんか気まずい気もしてしまいますが、「自分の授業のためにこれだけ払ってくれている」ことを理解してもらうこともまた大切なことです。

低いテーブルだと脚に限界が来る

お客さまによっては、「和室で低いテーブル」という少々過酷な環境で授業を行うこともあります。

脚の痺れや腰の痛みで授業を快適に行えなくなってしまう可能性もあるので、あまりに深刻な場合は、正直に伝えた方が良いかもしれません。

オンライン家庭教師

最後に、オンライン家庭教師の「あるある」を紹介していきます。

オンライン家庭教師は新しい時代の働き方なので、「リアル」を知りたい方も多いはず。早速チェックしていきましょう。

完全在宅なので稼ぎやすい

オンライン家庭教師は完全在宅で働けるので、さまざまなメリットが存在します。「稼ぐ」という面で考えても、移動時間や交通費を考慮する必要がないので、訪問型家庭教師よりも稼ぎやすいと考える先生が多いです。

オンライン家庭教師のお金の話を率直に解説した、以下の記事も参考にしてください。

https://www.oshieru.work/tutor-money//

Skype、ZOOMの背景がオンになっているか不安になる

オンライン家庭教師は訪問型のような「細かい身だしなみ」に注意を払う必要はありませんが、「カメラに映るもの」に気を配る必要があります。

先生によってはSkypeやZOOMの背景を設定して、自分の部屋の背景が映らないようにしていますが、レッスン直前に「背景が設定されているかな」と不安になってしまうのはあるあるです。

事前にしっかり確かめることをルーティンにして、「事故」を防ぐよう努力しましょう。

機材トラブルが起きた時の冷や汗がすごい

オンライン授業で講師を悩ませるのが「機材トラブル」です。パソコンのフリーズ、タブレットが反応しない、相手の映像が映らないなどなど枚挙にいとまがありませんが、これが授業中に起こった時には本当に肝を冷やします。

機材トラブルが起こった時に「どれだけ手厚くサポートしてくれるのか」はサービス次第ですが、「まなぶてらす」では先生が快適に、安心してレッスンができるよう、さまざまなサポート体制を整えています。

「まなぶてらすの充実したサポート」を解説した、以下の記事も参考にしてください。

https://www.oshieru.work/manabuterasu-support//

質問があっても気軽に検索できる

生徒から不意打ちで飛んでくる質問に、咄嗟に対応できないことも当然あります。そんな時、オンライン家庭教師なら使用している端末を通じて即座に検索できるので、レッスンに安心して臨めます。

一方で、あまりにも検索に頼りすぎるのも良くないので、「最終手段」として考えておきましょう。

全国津々浦々の豆知識が身につく

訪問型とは異なり、オンライン家庭教師のお客さまは「全世界」が対象です。したがって、全国津々浦々の知識がどんどん身についていくのも、オンライン家庭教師あるあるだといえます。

筆者が「アメリカの選挙いまどうなってる?」とオンラインレッスン中にアメリカ在住の生徒に質問した時には、「新時代の働き方だなぁ」と感慨深かったものです。

日本全国の公立入試を網羅するのが大変

オンラインの場合、お客さまのお住まいの地域に縛りがなくなるので、日本全国の入試に対応しなければいけません。特に公立入試は入試制度そのものが全く異なるので、地域間のギャップが非常に大きいです。

このようなオンライン特有の問題にどう対処できるかで、先生としての力量が大きく変わります。

数学の作図を教えるのが難しい

オンラインレッスンのやり方は人それぞれですが、iPadなどタブレットを画面共有して指導する場合、数学の作図を扱うのが非常に難しいです。

オンラインは万能ではないので、足りない部分をどのように工夫するかが先生としての腕の見せ所だといえます。

生徒のパソコンが授業中にOSアップデートに突入する

オンラインレッスン中に、生徒が誤ってOSアップデートをはじめてしまい、レッスンが中断することも稀にあります。

他にも、バッテリー切れやインターネット回線のダウンなど、訪問型家庭教師よりもトラブルの種類、頻度は多いです。焦らず、適切に対処して、どんな状況になっても冷静に振る舞いましょう。

Bluetoothは便利だけど不安定なので結局有線に戻る

Bluetoothなど、無線接続でイヤフォン、マウス、キーボードを端末に接続すると、コードレスになって非常に便利ですが、レッスン中に接続が解除されてしまうこともあります。

こうしたトラブルを考慮すると、結局「安定の有線」に戻ってしまうのもオンラインレッスンあるあるかもしれません。

Bluetoothイヤフォン、ヘッドセットの充電がもたない

Bluetoothのイヤフォン、ヘッドフォンは充電式ですが、オンラインレッスンを連続で数時間行っていると、バッテリーを使い果たしてしまいます。

休憩時間に短時間充電するだけでも違いますが、接続の不安定さ、充電など、トラブル要因が多いため、やはり有線接続のイヤフォンの方がオンラインレッスンでは便利です。

ヘッドフォンは痛くなるのでイヤフォンを使う

ヘッドフォンは遮音性が高く、レッスンに集中できますが、長時間着用していると耳が痛くなってしまいます。

数時間に及ぶレッスンをできるだけ快適にするためには、イヤフォンの方が向いているかもしれません。

突然の来客に慌てる

オンラインレッスン中に、「ピンポーン」と予期せぬ来客が訪れる可能性があります。他にも、部屋に誰かが入ってきたり、家族の声が入ってしまったり。

生徒に事情を説明し、できるだけレッスンに支障がないような対応を心がけましょう。

画面共有をオンにするのを忘れる

画面共有を使ってオンラインレッスンをする場合、レッスンが始まった後にSkypeやZOOMで画面共有をオンにする必要がありますが、これを忘れてレッスンをしてしまうこともあります。

解説中に「先生、画面変わってないですよ」といわれた時の恥ずかしさはなかなかのものなので、レッスンがはじまったら画面共有をオンにすることを忘れずに!

副業として最適

オンライン家庭教師は在宅ワークなので、限られた時間で業務をこなす副業との相性が非常に良いです。本業で生じる隙間時間を上手に使えれば、自分でも驚くほどの報酬、スキルが得られるかもしれません。

「オンライン家庭教師と副業」というテーマを掘り下げた、以下の記事も参考にしてください。

https://www.oshieru.work/tutor-sideline/

プリントや教材の画像データはファイルにまとめて送って欲しい

オンライン家庭教師は、学校のノートやプリント、レッスンの宿題などを生徒から見せてもらう時に、スマートフォンで撮影してもらった写真を送ってもらうのが普通です。この時、膨大な量があるデータを一つのファイルにまとめてもらえると、非常に取り扱いやすいです。

逆に、先生の方からお客さまに何かデータを送る時にも、数が多い場合はファイルにまとめ、なおかつZip形式に圧縮してあげるなど、配慮をしてあげましょう。

まとめ

家庭教師は実際に働いてみないと分からないことばかりなので、現役の先生の経験談、体験談が非常に参考になります。

紹介した「あるある」が家庭教師という仕事を知る上での参考になれば幸いです。

ABOUT ME
まなぶてらす
「とびきりの先生をいつものリビングに」をキャッチコピーとするオンライン家庭教師サービス。世界中の「とびきりの先生」たちにオンライン教育に関する情報を発信するため、当Webサイト「オシエル.WORK」を運営中。2021年8月に、在籍する先生の稼働率が90%を初めて突破しました。講師応募はコチラから。